【AI活用】日々のメモを、自分だけのデータ資産にしたい

最近、気になったことや考えたことを、なるべく記録しておきたいと思っています。

私は何か気になることがあると、そこから次々に別のことを調べ始めてしまいます。Javaのことを調べていたはずが、気づけばAIの新しいサービスを調べていたり、ブログを書こうとパソコンを開いたのに、結局別のことをしていたり。

調べている間は楽しいのですが、後から振り返ると何を調べたのかほとんど覚えていません。

せっかく時間を使ったのに、そのまま忘れてしまうのはもったいない気がします。

最近はChatGPTやClaudeで調べ物をすることが多いので、AIとの会話をそのまま記録として残せないかと考えています。

AIとの会話をその日のメモにする

最近試しているのが、ChatGPTやClaudeに「今日やったことをまとめて」と依頼して、その内容をメモとして保存する方法です。

普段から対話型AIで調べ物をしているので、チャットの中にはその日疑問に思ったことや、調べてわかったことが残っています。

一から日記やメモを書くよりも手軽ですし、質問の流れを振り返ることもできます。

ChatGPTには「この1週間、私は何を考えていた?」と聞いてみることもあります。

最近相談していた技術の話や、日常生活で気になっていたことがまとまって返ってきて、自分の興味を振り返るのにも便利でした。

ただ、すべての会話を正確に参照できるわけではないので、記録として使うには少し工夫が必要そうです。

特に困っているのがClaudeです。

Claudeでは個人開発のプロジェクトごとにチャットを分けて使っていますが、プロジェクト内のチャット内容を、別のプロジェクトからそのまま参照できないことがわかりました。

複数のプロジェクトを並行して進めているので、一日の作業をまとめようとしても、それぞれのプロジェクトで何をしていたのかを一度に取得できません。

各プロジェクトで要約を作って集約する方法や、チャットの内容を外部に保存する方法を調査しています。

自分の思考もデータになる

技術的な知識は、インターネットで調べれば大抵見つかります。

ただ、自分が何に疑問を持ち、どこでつまずいたのかは、自分で記録しなければ残りません。(そしてそんなときに限って記録の余裕がない)

以前、Javaのスレッドセーフについてブログを書いたとき、実際にコードを動かして検証しました。

実行したコードや結果だけでなく、何を確かめようとしていたのか、どこで理解が進んだのかも残しておきたい情報です。

仕事中に調べたことも、しばらく経つと忘れてしまいます。同じことをもう一度調べるより、以前の疑問と解決方法を取り出せた方が便利です。

AIに記事を書いてもらうときにも、こうした記録は役立ちそうです。

一般的な技術解説ならAIだけでも書けますが、実際に試したことや自分が疑問に思ったことは、元になる情報を渡さないと記事に反映できません。

AIは誰でも使えるものですが、自分が蓄積してきた経験や記録は、自分だけのデータです。

Obsidianでツェッテルカステンを試している

今はObsidianを使って、ツェッテルカステンというメモの管理方法を試しています。

きっかけは、大塚あみさんの書籍『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』でした。本筋はメモ管理手法ではないのですが、印象に残っています。


#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった

ツェッテルカステンは、メモを小さな単位で作り、関連するメモ同士をリンクでつないでいく手法です。

ObsidianではMarkdown形式でメモを保存でき、メモ同士のつながりをグラフとして表示できます。

このグラフ表示ができたら便利だと思い、メモを蓄積しているところです。

メモが増えていくと、どの話題とどの話題がつながっているのかを視覚的に確認できます。フォルダに分類するだけでは気づかなかった関連性も見つけられそうです。

まだ始めたばかりなので、うまく活用できているとは言えませんが、メモをためる楽しみはあります。

iPhoneとの同期が悩みどころ

Obsidianを使っていて困っているのが、iPhoneとの同期です。

普段はWindowsのパソコンを使っていますが、思いついたことを記録するなら、手元にあるiPhoneからも使いたいところです。

Obsidian自体は無料で使えるものの、公式の同期サービスであるObsidian Syncは有料です。

iCloudを使った無料の同期方法もありますが、Windowsとの組み合わせでは同期トラブルの可能性があると公式に注意されています。

Gitなどを使う方法もあるようですが、メモを取るためだけに複雑な設定をするのも避けたいところです。

できれば無料で、パソコンでもiPhoneでも気軽に使えるようにしたいので、今のところ同期方法を調べています。

Notionも候補だけど、グラフ表示が気になる

もう一つ候補にしているのがNotionです。

NotionならWindowsからもiPhoneからもアクセスしやすく、データをまとめて管理できます。

メモを蓄積するだけなら、Notionの方が手軽かもしれません。

気になっているのは、メモ同士の関係をグラフで表示する機能です。

Notionにもページ間のリンクやバックリンクがあり、データベースをグラフ化するチャート機能もあるようです。

ただ、Obsidianのようにノート同士のリンク関係をネットワークとして眺める用途とは少し違うようです。

ツェッテルカステンを試すなら、メモ同士のつながりを見られるObsidianの方が合っていそうです。

Notionでも外部ツールなどを組み合わせれば実現できるのか、もう少し調べてみようと思っています。

ためたメモをAIから使えるようにしたい

最終的には、蓄積したメモをAIから検索できるようにしたいと考えています。

以前調べた技術についてもう一度質問したとき、過去のメモを参照して回答してくれたり、メモをまとめてブログのネタを探してくれたりすると便利そうです。

その用途で気になっているのが、GoogleのGemini Notebook(旧:NotebookLM)です。

Gemini Notebookは登録した資料をもとにAIへ質問できるサービスで、Obsidianで使っているMarkdownファイルにも対応しています。

Google Driveから取り込んだファイルは更新内容を同期できるようですが、Obsidianのメモを新しく作った場合の自動追加や、メモ同士のリンクをどこまで扱えるかは、まだ確認できていません。

RAGという、外部のデータを検索してAIの回答に利用する仕組みもあるので、自分で連携機能を作る方法も考えています。

今はChatGPTやClaudeにその日の活動をまとめてもらい、メモとして蓄積する方法を試しています。

保存先や同期方法、複数のAIから記録を集約する方法は、まだ検討中です。